4ブランド一気乗り!~Part.Ⅰ~
2011年 10月 24日
ちょいと前になりますが、
Cinelli、ORBEA、CARRERA、TIME
などを取り扱う代理店、ダイナソアの展示会に行ってまいりました。
秋に入ると、自転車業界はご存知の通り展示会ラッシュ。
多くの展示会がNewモデルの展示がしてあるだけの事が多いのですが、今回の展示会は
試乗可能ということで、意気揚々に上京!
全モデルではなかったのと、駐車場内だけでの試乗だったのが少し残念ではありましたが、乗った感想をちょいと加えながらNewモデルのご紹介。
まずは独創的なデザインが人気のCinelli

エントリー向けのフルアルミフレームが、Experience。
フレームセットと完成車販売があり、完成車はカンパニョーロ・ベローチェで組み上げられます。



シートステイのブリッジはサイコロがデザインされたりと遊びゴコロ満載です!

世界的なシクロクロスブームのようですね。
ロードバイクを2台お持ちならコイツをベースにパーツを移してシクロデビューなんぞどうでしょ。
Cinelli Zydeco

フレームセットのみでの販売で、価格¥105,000です。
そしてフラッグシップモデルのCinelli BEST OF

勝利を約束する(?)証、白と黒の市松模様もデザインされております。

「一瞬、目がおかしくなったかな」と思うようなデザインですね。
Cinelli Strato

この色の他にコチラもあります。

そして美しいフレームワークの定番、Super CORSAと

金属の輝きに思わず笑みがこぼれそうなステンレススチールフレームのXCR

ステンレススチール・・・、どんな乗り味なのか乗ってみたかったですね(涙)
そして試乗モデルとして用意されていたのがCinelli Saetta

流れるようなデザインから想像される通り、非常に快適性の高いモデル。
フレーム重量1,150gと、めちゃ軽っていうモデルではありませんが、平地での踏み出しも軽く気持ち良いです。
BB辺りがしなやかで非常に優しい感じがするので、ビギナーの方には扱いやすくとっても良いのでは。
登り返しで少し重量を感じたので、その辺はパーツ変更で楽しまれるといいですね。
続きましてヨーロッパの巨大ブランドの一つ、ORBEA
2012年はカーボンモデルをOrcaの名前で統一し、使用しているカーボンなどのグレードの違いでそれぞれゴールド、シルバー、ブロンズとランク分けされております。
その中でも注目は、新登場したOrcaブロンズ
各メーカー、トップモデルの開発に余念がないのは当然ですが、20万円台のエントリーフルカーボンフレームに対してもしっかりとした研究開発を行い、いいものをリリースしております。
金額的な制約がありながらも、走りの良さを失わないバイクを作る事が命題とされるのが、
20万円台フルカーボンバイク。
各メーカーの腕の見せどころ。激戦区と言えますね。
Orcaブロンズは、フレームセット販売では199,500円
105完成車で231,000円
ULTEGRA Di2完成車で378,000円という高コストパフォーマンスモデル。

上位モデルのゴールド・シルバーとの外見上の大きな違いはシートチューブとシートステイ形状。
Orcaの名に恥じない走りを見せてくれます。
Cinelli Seattaの後に乗った事もあり、際立ったのはBB付近とチェーンステイの剛性感。
踏み込んだ際にしっかり力を受け止め「走るなァー!」といった印象。
ハンドリングが自然で乗りやすかったのもオススメポイントですね。
このブロンズモデルに乗った後、シルバーモデルに乗りましたが、最初違いをほとんど掴めませんでした(苦笑)
もう一度ブロンズに乗り直して違いを実感しましたが、それくらい良く出来ていますね。
Orca シルバー&ゴールドはフレームセットのみでの展開


シルバーはゴールドの性能を素材特性以外全て引き継いだモデル。
ブロンズと比べるとリアトライアングル全体の剛性がUPしたような感じで、踏み込まずとも適度に力強さを感じる事が出来ます。
軽快にペダルが回って行く気もしましたね。
ゴールドとシルバーの違いは、シルバーとブロンズのそれと比べるとわかりやすく、軽さが際立ちます。

2011年ツールドフランスでこのOrca ゴールドを駆ったサムエルサンチェスが山岳賞を獲得したのも納得の性能。
オルベア全体に通じて感じたことですが、ハンドリングに癖がなくペダルを高回転で回しやすい印象。
アメリカンブランド同様にフレームの生涯保証も行われておりますのでその辺りも信頼感を生むブランドですね。
オルベアはMTBも製造しておりますので、そちらも少しご紹介。
オルベアALMAは北京オリンピックXCゴールドメダリスト、ジュリアン・アブサロンが乗ることでも有名なXCレーシングフレーム。

特徴あるメインフレーム「4ポイントトライアングル」(←ちょっとややこしいネーミングですね(苦笑)は、とても快適で扱いやすく、非常に反応性が高いとアブサロンも絶賛しております。
ワイヤリングにも工夫が見られ、この辺も高級バイクらしく心くすぐられますね。


同形状をしたリーズナブルなアルミフレームもありますので、そちらもオススメです。


29erモデルもフレームセットでの販売が行われていますので、そちらもお忘れなく!
ちょいと長くなりましたので、続きは次回ということで。
PARTⅡお楽しみに!
Cinelli、ORBEA、CARRERA、TIME
などを取り扱う代理店、ダイナソアの展示会に行ってまいりました。
秋に入ると、自転車業界はご存知の通り展示会ラッシュ。
多くの展示会がNewモデルの展示がしてあるだけの事が多いのですが、今回の展示会は
試乗可能ということで、意気揚々に上京!
全モデルではなかったのと、駐車場内だけでの試乗だったのが少し残念ではありましたが、乗った感想をちょいと加えながらNewモデルのご紹介。
まずは独創的なデザインが人気のCinelli

エントリー向けのフルアルミフレームが、Experience。
フレームセットと完成車販売があり、完成車はカンパニョーロ・ベローチェで組み上げられます。



シートステイのブリッジはサイコロがデザインされたりと遊びゴコロ満載です!

世界的なシクロクロスブームのようですね。
ロードバイクを2台お持ちならコイツをベースにパーツを移してシクロデビューなんぞどうでしょ。
Cinelli Zydeco

フレームセットのみでの販売で、価格¥105,000です。
そしてフラッグシップモデルのCinelli BEST OF

勝利を約束する(?)証、白と黒の市松模様もデザインされております。

「一瞬、目がおかしくなったかな」と思うようなデザインですね。
Cinelli Strato

この色の他にコチラもあります。

そして美しいフレームワークの定番、Super CORSAと

金属の輝きに思わず笑みがこぼれそうなステンレススチールフレームのXCR

そして試乗モデルとして用意されていたのがCinelli Saetta

流れるようなデザインから想像される通り、非常に快適性の高いモデル。
フレーム重量1,150gと、めちゃ軽っていうモデルではありませんが、平地での踏み出しも軽く気持ち良いです。
BB辺りがしなやかで非常に優しい感じがするので、ビギナーの方には扱いやすくとっても良いのでは。
登り返しで少し重量を感じたので、その辺はパーツ変更で楽しまれるといいですね。
続きましてヨーロッパの巨大ブランドの一つ、ORBEA
2012年はカーボンモデルをOrcaの名前で統一し、使用しているカーボンなどのグレードの違いでそれぞれゴールド、シルバー、ブロンズとランク分けされております。
その中でも注目は、新登場したOrcaブロンズ
各メーカー、トップモデルの開発に余念がないのは当然ですが、20万円台のエントリーフルカーボンフレームに対してもしっかりとした研究開発を行い、いいものをリリースしております。
金額的な制約がありながらも、走りの良さを失わないバイクを作る事が命題とされるのが、
20万円台フルカーボンバイク。
各メーカーの腕の見せどころ。激戦区と言えますね。
Orcaブロンズは、フレームセット販売では199,500円

ULTEGRA Di2完成車で378,000円という高コストパフォーマンスモデル。

上位モデルのゴールド・シルバーとの外見上の大きな違いはシートチューブとシートステイ形状。
Orcaの名に恥じない走りを見せてくれます。
Cinelli Seattaの後に乗った事もあり、際立ったのはBB付近とチェーンステイの剛性感。
踏み込んだ際にしっかり力を受け止め「走るなァー!」といった印象。
ハンドリングが自然で乗りやすかったのもオススメポイントですね。
このブロンズモデルに乗った後、シルバーモデルに乗りましたが、最初違いをほとんど掴めませんでした(苦笑)
もう一度ブロンズに乗り直して違いを実感しましたが、それくらい良く出来ていますね。
Orca シルバー&ゴールドはフレームセットのみでの展開


シルバーはゴールドの性能を素材特性以外全て引き継いだモデル。

ブロンズと比べるとリアトライアングル全体の剛性がUPしたような感じで、踏み込まずとも適度に力強さを感じる事が出来ます。
軽快にペダルが回って行く気もしましたね。
ゴールドとシルバーの違いは、シルバーとブロンズのそれと比べるとわかりやすく、軽さが際立ちます。

2011年ツールドフランスでこのOrca ゴールドを駆ったサムエルサンチェスが山岳賞を獲得したのも納得の性能。
オルベア全体に通じて感じたことですが、ハンドリングに癖がなくペダルを高回転で回しやすい印象。
アメリカンブランド同様にフレームの生涯保証も行われておりますのでその辺りも信頼感を生むブランドですね。
オルベアはMTBも製造しておりますので、そちらも少しご紹介。
オルベアALMAは北京オリンピックXCゴールドメダリスト、ジュリアン・アブサロンが乗ることでも有名なXCレーシングフレーム。

特徴あるメインフレーム「4ポイントトライアングル」(←ちょっとややこしいネーミングですね(苦笑)は、とても快適で扱いやすく、非常に反応性が高いとアブサロンも絶賛しております。
ワイヤリングにも工夫が見られ、この辺も高級バイクらしく心くすぐられますね。


同形状をしたリーズナブルなアルミフレームもありますので、そちらもオススメです。


29erモデルもフレームセットでの販売が行われていますので、そちらもお忘れなく!
ちょいと長くなりましたので、続きは次回ということで。
PARTⅡお楽しみに!
by roadkids
| 2011-10-24 00:00
| 自転車・フレーム