モデルリリース&購入から早4年。
今更ながらのバイクレビューにはこの後触れる諸事情も絡んでおりまして・・・(苦笑)
4年乗り続けていても飽きるどころか増々愛着の方が増しております、KONA HONZO ESD を改めてご紹介。

発売から4年の時間経過がありながら、フレームの変更点はカラーのみ。
他社バイクが新しくリリースされていく中、変更点が無いながらも
「下り行け行けHard Tail」としての存在感は失われておらず、完成度の高さを誇ってもいいと個人的には思っております。
HONZO ESDを「下り系Hard Tail」足らしめる要素は同社のフルサスバイク
「Process X」由来のジオメトリー。

ハードテイルとしては異例のヘッドアングル63度。
加えて他社バイクの同サイズモデルと比較して15mm前後多いリーチ長から生み出される長いフロントセンターが
抜群の直進安定性をもたらしてくれます。
速度の乗る下りセクションでもバイクに安心して身を預けられる感じはこれまで乗って来たハードテイルには無かった感覚。
この高い直進安定性、下りの局面ばかりで語られる事が多いですが、
実は登りでも生きているとワタクシ思っております。
タイトなコーナーの登り坂でもバイクがふらつきにくいので、バランスを取る事に意識と身体を使わずに済み、
タイヤのトラクションを掛け続ける事(=ペダリング)にだけ意識を集中すればいい感じなのでテクニカルな場所も結構登れるんですよね(XC系バイクのようにガンガン登って行くという訳ではないんですが・・・)
そしてフレームにはスライドドロップエンドが採用されているので、走る場所や状況に応じてバイクの性格を変える事も可能。
自分はずっと最短のリアのセンター417mmで乗っておりますが、ニセコアンヌプリのコースを走ったりする時はホイールを後ろにずらしてより安定感を出す方向(435mm)にしても良いかもですね。
そしてクロモリフレームらしい乗り味もお薦めポイント。
これまで様々なクロモリフレームを乗り継いで来たワタクシですが、一番クロモリらしいしなやかな乗り味なんではないかと。
特にコーナーでプッシュした際に(ワタクシの拙いスキルではありますが・・・汗)、「びよ~ん」と伸びるような感じがこれまでのどのフレームよりも強く感じて頼もしいんですよね♪
で4年乗り続けた結果で得た、KONA HONZO ESDをお勧めしたい方はこんな方!
①130mm以上のフルサスバイクを所有している方のセカンドバイク的次の一台をお探し中の方
②登りも下りも極力足を付かずに乗り続けたいトレイルライダー
③THE クロモリ!的な乗り味のバイクが欲しい方。
②と③は既にご説明した感じだと思うので、①について少し補足しておきますと、普段乗っている中で「今回のコースだとフルサスまでの性能と余裕は無くていいよな・・・」とか、「今回はハードテイルでスキルを磨くぞ!」なんて事が時々あるかと思います。
そんな方の相棒には、正に打って付け!
フロントサスだけながら150mmのストロークを有するので、フルサスとは異なるそこそこの余裕と刺激と緊張感をライドにもたらしてくれると思います。
そして最後にこのHONZO ESD。今年からようやくフレーム単体での販売も始まりました!
海外では確かリリース初年度からフレーム単体販売されていたので早く国内でもと長年思っておりました。
でありながら、当店その発注をし損なっておったのですが(汗)、この度新たなカラーが追加発売されまして、そちらは1本確保致しました!
Newカラー!Gloss Faux Chrome Mサイズ 税込121,000円


渋めなカッコイイバイクに仕上げられそうですよね♪完成モデルのイメージはこんな感じ。

是非実物見て頂きたいなぁ~(笑)
ご来店お待ち致しております。
.